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ひみつジャナイギャラリー

「ひみつジャナイギャラリー」新山富左衛門さん、あいサポートさんインタビュー

2020.03.05

2019年10月にグランドオープンした「古湧園 遥」にあいサポート(障がい者就労継続支援事業所)の方々の共同作品が展示されています。

今回は、(株)古湧園代表取締役社長 新山富左衛門さんとあいサポートの方々にお話をお聞きしました。

 

(株)古湧園代表取締役社長 新山富左衛門さん

 

あいサポートさんの共同作品について「障がいのある人の作品は、感性、表現力、色彩の豊かさなど固定観念にとらわれていない。あいサポートのみなさんが共同で制作したものを展示しているということに意義があると思っています」と新山さんはにこやかに語られます。

2014年から始まった道後オンセナートは主に観光客を意識したアートの取組みだったのが、道後アート2019・2020の監修アーティスト、日比野克彦さんの登場で今までのアートとは違うと思ったそうです。

 

「日比野さんは段ボールを踊るように表現しています。日比野さんはご自身のアート作品の制作だけでなく、人の精神の中のアートをひっぱりだすことのできる人。今回の取り組みではアートが精神的・内面的なものに変わってきた。派手さはないが、本来のアートの意義をアートファンはわかってくれると思います」と道後アート実行委員長のお顔で語る新山さん。

「古湧園 遥」のロビーは道後を一望できるゆったりとした落ち着いた空間。あいサポートさんの追加された作品の鑑賞とともにぜひお楽しみください。

 

 

あいサポート(障がい者就労継続支援事業所)の管理者:秋元景子さん

 

あいサポートの主な事業は縫製加工と布花制作。まるでミシンのプロ集団のような活気のある事業所。その一角に繊細に制作された布花が展示されています。

 

管理者の秋元景子さんは「布花制作では、染色やかたどりなど様々な行程を手作業で行っています。高齢者施設で開催する出張布花教室は10年になりました。利用者、ボランティアの方々が事前に布花キットを準備し、施設でご高齢の方々とお話しながら、一緒に布花を完成させていきます。お花ができたらほんとうにうれしそうな表情をされます。私たちが行くのを待っていてくださる、施設の方々だけでなく、利用者の働く意欲やボランティアの方々の生きがいにもなっています」と布花制作のアウトリーチ活動をご紹介されました。

 

 

利用者の﨑山絵美さんは、「私は物づくりが苦手だったのに今ではバラの制作も自慢できるようになりました。高齢者施設に行くと、最初は話してくれなかったりした人もお花を一緒につくると喜んでもらえて、元気をもらって帰ります。お花のキットづくりは大変だけど頑張ってよかったと思います。ボランティアの人たちからも教えてもらっています。これからもお花を続けたいと思います」と布花作業をしながら語ってくれました。

 

あいサポートでは、布花制作を通して作業所活動を知ってもらうため、萬翠荘で作品展を過去2回開催し、毎回1000人以上の方に見ていただいたそうです。

今回道後アートに参加した感想を秋元さんに尋ねると「作品を古湧園さんに展示していることによって、当事者やご家族が道後に行き、作品を見たり、見てもらったり、楽しみや頑張りに繋がっていると感じます」と答えてくださいました。