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「ひみつジャナイ基地」設計コンペ 最終審査レポート

2019.11.15

2019年10月14日(月・祝)、「ひみつジャナイ基地」設計コンペの最終審査が宝厳寺にて行われました。

 

「ひみつジャナイ基地」のデザインアイデアを設計コンペとして募集し、全国から提出いただいた作品の中から4作品が一次審査を通過したのが今年8月。

一次審査を通過した4組の方々には、提案内容を実現に向けてブラッシュアップするため、9月中に「リサーチプロジェクト」として松山・道後に滞在していただき、地元の方々へのヒアリングや現地調査を行っていただきました。

 

リサーチプロジェクトの様子(荒井聖己さん)。松山の大工さんにヒアリングを行い課題を抽出

 

リサーチプロジェクトの様子(久保井聡さん)。敷地のある上人坂エリアの商店にてヒアリングを実施

 

 

最終審査では、リサーチプロジェクトを通じてブラッシュアップされた作品について、大きな模型やスライドを用いた公開形式によりプレゼンテーションが行われました。

審査には、審査員長に日比野克彦さん(アーティスト、東京藝術大学美術学部長)、審査員に藤村龍至さん(建築家、東京藝術大学准教授、RFA主宰)と石川智子さん(道後温泉誇れるまちづくり推進協議会)をお迎えしています。

 

公開審査の会場となったのは、建設予定地の前にある宝厳寺の本堂

 

 

プレゼンテーションのトップバッターは乙川佳奈子さん(東京都、共同提案者:富岡庸平さん)。

乙川さんは、四方に開かれたシンプルな平面をもつ活動の中心の場「プラットホーム」を計画。そして、プラットホームに連結された屋台「ルーフ」がイベントに合わせて道後の街に出張し、街にマルシェやバルが登場して人々の憩いの場を生み出すという提案がなされました。

 

 

2番目のプレゼンテーションは、荒井聖己さん(千葉県、共同提案者:青井康治さん、成田拓登さん、陳博文さん、吉澤真さん、佐藤朝子さん、汪恒之さん、朝木岳志さん、荒木鴻歩さん、鈴木礼智さん、若林昇さん、坪井智哉さん、新田悠介さん)。

荒井さんは、縁側スペースや工房、夕日を眺めることができるやぐらから成る「てっぺん工房」を計画。さらに、てっぺん工房を拠点とする屋台「いっぺん屋台」が、アートを乗せて、道後の街を回遊するという提案です。

 

 

3番目のプレゼンテーションは松本樹さん(愛知県)。

東屋のようなたたずまいを持つ円形の交流拠点の提案は、優美な曲線を持った、神社仏閣のような銅板葺きの屋根が特徴的です。上人坂や道後の施設と連携したプログラムもあわせて提案されました。

 

 

4番目、最後のプレゼンテーションを行ったのは、久保井聡さん(愛知県、共同提案者:望月大地さん)。

人々を包摂する一遍上人の「踊り念仏」の発展の過程を踏まえ、踊り場を中心として多様な人が集まり輪をつくる「桟敷テラス」と、まちの交流・発信の場としての「踊り広場」が提案されました。

 

 

 

長時間にわたる審査を経て、最優秀賞として選ばれたのは松本樹さんの提案です。

松本さんの提案が最優秀賞に選ばれたのは、その卓越したデザインのみならず、審査員の方々からの講評でもお話されたように、ひみつジャナイ基地を通じて上人坂全体の活性化を目指すという地域の声に真摯に向き合った点にあるように思われました。

松本樹さんの提案模型

 

最優秀賞・優秀賞を受賞された皆さんと、審査員の方々(日比野克彦さん、藤村龍至さん、石川智子さん)

 

 

最終審査を経て採用された松本さんの作品は、現在、松本さんと地元愛媛の方々によるチームにより、建設に向けて打合せや実施設計を行っています。

その様子はあらためてレポートいたします。

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「ひみつジャナイ基地」設計コンペ 最終審査レポート

2019.11.15

2019年10月14日(月・祝)、「ひみつジャナイ基地」設計コンペの最終審査が宝厳寺にて行われました。

 

「ひみつジャナイ基地」のデザインアイデアを設計コンペとして募集し、全国から提出いただいた作品の中から4作品が一次審査を通過したのが今年8月。

一次審査を通過した4組の方々には、提案内容を実現に向けてブラッシュアップするため、9月中に「リサーチプロジェクト」として松山・道後に滞在していただき、地元の方々へのヒアリングや現地調査を行っていただきました。

 

リサーチプロジェクトの様子(荒井聖己さん)。松山の大工さんにヒアリングを行い課題を抽出

 

リサーチプロジェクトの様子(久保井聡さん)。敷地のある上人坂エリアの商店にてヒアリングを実施

 

 

最終審査では、リサーチプロジェクトを通じてブラッシュアップされた作品について、大きな模型やスライドを用いた公開形式によりプレゼンテーションが行われました。

審査には、審査員長に日比野克彦さん(アーティスト、東京藝術大学美術学部長)、審査員に藤村龍至さん(建築家、東京藝術大学准教授、RFA主宰)と石川智子さん(道後温泉誇れるまちづくり推進協議会)をお迎えしています。

 

公開審査の会場となったのは、建設予定地の前にある宝厳寺の本堂

 

 

プレゼンテーションのトップバッターは乙川佳奈子さん(東京都、共同提案者:富岡庸平さん)。

乙川さんは、四方に開かれたシンプルな平面をもつ活動の中心の場「プラットホーム」を計画。そして、プラットホームに連結された屋台「ルーフ」がイベントに合わせて道後の街に出張し、街にマルシェやバルが登場して人々の憩いの場を生み出すという提案がなされました。

 

 

2番目のプレゼンテーションは、荒井聖己さん(千葉県、共同提案者:青井康治さん、成田拓登さん、陳博文さん、吉澤真さん、佐藤朝子さん、汪恒之さん、朝木岳志さん、荒木鴻歩さん、鈴木礼智さん、若林昇さん、坪井智哉さん、新田悠介さん)。

荒井さんは、縁側スペースや工房、夕日を眺めることができるやぐらから成る「てっぺん工房」を計画。さらに、てっぺん工房を拠点とする屋台「いっぺん屋台」が、アートを乗せて、道後の街を回遊するという提案です。

 

 

3番目のプレゼンテーションは松本樹さん(愛知県)。

東屋のようなたたずまいを持つ円形の交流拠点の提案は、優美な曲線を持った、神社仏閣のような銅板葺きの屋根が特徴的です。上人坂や道後の施設と連携したプログラムもあわせて提案されました。

 

 

4番目、最後のプレゼンテーションを行ったのは、久保井聡さん(愛知県、共同提案者:望月大地さん)。

人々を包摂する一遍上人の「踊り念仏」の発展の過程を踏まえ、踊り場を中心として多様な人が集まり輪をつくる「桟敷テラス」と、まちの交流・発信の場としての「踊り広場」が提案されました。

 

 

 

長時間にわたる審査を経て、最優秀賞として選ばれたのは松本樹さんの提案です。

松本さんの提案が最優秀賞に選ばれたのは、その卓越したデザインのみならず、審査員の方々からの講評でもお話されたように、ひみつジャナイ基地を通じて上人坂全体の活性化を目指すという地域の声に真摯に向き合った点にあるように思われました。

松本樹さんの提案模型

 

最優秀賞・優秀賞を受賞された皆さんと、審査員の方々(日比野克彦さん、藤村龍至さん、石川智子さん)

 

 

最終審査を経て採用された松本さんの作品は、現在、松本さんと地元愛媛の方々によるチームにより、建設に向けて打合せや実施設計を行っています。

その様子はあらためてレポートいたします。