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櫛野展正さん「 出番ですよ!」ツアーレポート

2020.03.02

「オープンコール・プロジェクト2019」で選ばれた櫛野展正さんが、地域で表現活動をし続けている人たちをリサーチし、アートとして発掘するプロジェクト「出番ですよ!」。

 

表現の生まれる場所を巡る現場訪問ツアー「櫛野展正と行く!道後トリップトラベル」が、2月22日に開催されました。

 

【ツアープラン】

集合:坊っちゃんカラクリ時計 → 石手寺 → ホリグチさん宅(手づくり人形を制作)→ 昼食 → 渋谷尚代(しぶたになおよ)さん宅(工業用フェルトに針や糸を使って作品を制作) →  沖井誠(おきいまこと)さん宅(戦闘機やロケットのほか、宇宙人の模型を制作)→ ひみつジャナイ基地 まちなか拠点

 

櫛野さんと、櫛野さんの「追っかけ」遠藤文裕さん(福岡より参加!)のコメント付きで、ツアーの様子をご紹介します。

 

 

《石手寺》

金剛界・胎蔵界のマントラを表現した「マントラ洞窟」と真っ暗な中を潜り抜ける新洞窟は楽しすぎ。

  • 遠藤文裕さんコメント
    まるで、闇鍋の中を歩いているかのような、得体の知れない体験でした。突然、横腹や意表を突かれるイメージです。感じとしては、いきなりそう来るか!で、ふいに刺されたような感じで、不気味でした。あのようなカオスな寺も、やさしく受け入れられる、松山市民の度量の深さに感謝します!

 

 

《ホリグチさん宅》
昭和レトロとリメイクが合体した趣味満載のお部屋。

生活感が感じられない部屋で、人気グッズ「拭子(ふきこ)」は生まれていた。

  • 遠藤文裕さんコメント
    ノスタルジーグッズが所狭しと、骨董調度品に展示され、自分は、展示品が音符、骨董調度品が五線譜に感じられ、ホリグチさんの記憶のメロディーが聞こえてきそうな錯覚におちいりました。あそこは、ホリグチさんのノスタルジーアレンジ小宇宙のような、大変居心地の良い空間でした。

 

 

《渋谷 尚代さんアトリエ》

作品の存在感の凄み。
これが手仕事だとは思えない迫力。
ホリグチさんとの初対面も不思議な感じで楽しかった!

  • 遠藤文裕さんコメント
    どの表現者にも、一つや二つある、導かれるままに作品が出来上がったエピソードを聞き、いかに媒体として、表現の神様のテレパシーを享受出来るかが、鍵に感じました。昔話のいじわるじいさん、ばあさんのように欲張ることなく、日々、謙虚に生活しているからこそ、受信出来るのだと思いました。

 

 

《沖井誠さん宅》
地位や名声を求めることなく、ひたすらに戦闘機の模型をつくり続ける沖井さん。

夕焼けが美しい秘境駅の近くというのも、何だか心に響いた。

  • 遠藤文裕さんコメント
    この作者は、他人とつるむのではなく、単独飛行を好み、他人をよせつけない、テフロン加工のような人生であったかと、変に納得してしまいました。しゃれこうべ操縦士の作品もあり、天国へ独り、昇天されるシーンと、自らを重ね合わせているのかもしれません。

 

 

それぞれの居場所で作品作りを続ける表現者たち。

その表現が生まれる「場」を巡る大変貴重なツアーとなりました。

知られざるアーティストたちとの交流を通じ、掘れば掘るほど奥深い人の業と愛すべきそれぞれの人柄に触れることができ、県内外から集まった参加者は、みんな胸がいっぱいでした。

また、みなさんの素晴らしい作品に触れる機会が訪れますように!