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7/22「オープンコール・プロジェクト2019」公開最終選考会レポート その1

2019.08.20

2019年7月22日に「オープンコール・プロジェクト2019」の最終選考会が、

「まちなか拠点」のある「伊織 道後湯之町店」2階で行われました。

当日は応募総数44件の中から、一次審査を通過した6名の皆さんによる公開プレゼンテーションが行われました。

 

審査員は、日比野克彦さん(審査員長)、「京都市美術館リニューアル準備室ゼネラルマネージャー」高橋信也さん、「道後温泉旅館協同組合 女性の会 代表 」竹林淑子さん。

 

オブザーバーとして、 道後アート実行委員会より「商店街振興組合」理事長 石田さん。「道後温泉誇れるまちづくり推進協議会」山澤さん(後半は「大和屋」の奥村社長)が参加。

また、会場には約50名の地域の皆さんがお越しくださいました。

 

ーープレゼンテーションをしてくださったのは、以下の6組の皆さんです。

 

 

岡田翔さん「moment-history」 / 東京都

人や出来事を撮るのではなく、道後温泉やその地域を作り上げている「モノ」や「コト」を被写体として記録する試み。撮影された作品は、旅館内や商店街の垂れ幕などを用いて地元の方・観光客に対して発表し、何気ない生活の中で作品に触れることから物事を再認識するような、再帰的性格を持ったアートプロジェクトを目指す。

 

キムテボンさん「ヒッチハイク(俳句)」 / 東京都(愛媛県出身) 

屋台をひいて移動しながら俳句を詠む人たちが集える拠点を設けていく。道後エリアや松山市内の様々な場所でワークショップを行い、3月の縁日では集まった句を展示。また「初句・二句・結句」の3つに分け、来場者が組みあわせて、誰もが気軽に俳句づくりを楽しめる仕組みづくり。

 

櫛野展正さん「 出番ですよ!」 / 広島県

これまで関心を集めることなく表現をし続けている地元の人たちをリサーチし、アートとして発掘するプロジェクト。中高年主婦がつくる手工芸品 (オカンアート)の作品展や、杉作J太郎さんによるカジュアル書道の実演。松山市在住のアーティスト・渋谷尚代さん、障害者支援施設スマイルなど、表現の生まれる場所を巡る現場訪問ツアーを提案。

 

河野久美子さん(草月流愛媛県支部)「あふるるいけばなプロジェクト」/ 愛媛県

道後を訪れる人、旅館・商店などの人たちと交流し、2つの作品制作を行う。「割箸REBORN」では、道後の各旅館から出た使い古しの「割箸」に着色をして三角錐を組み、誰でもが気軽に参加できる大きなインスタレーションづくり。「生花と水引」は、愛媛の伝統工芸品「水引」と組み合わせたものを、道後エリア各所に展示する。

 

志茂浩和さん「13/8計画」/ 東京都

地域の人たちから参加者を募り、撮影を行う。撮影した普段着の姿を13/8倍に拡大し、3mの箱の中に実在感豊かに展示する映像インスタレーション作品。不思議なサイズでのリアルな映像は、SF映画の一場面に迷い込んだような印象を提供するだろう。道後で、現代の私たちを俯瞰し、これからをポジティブに空想し、考える機会にしたい。

 

三家総一郎さん「HANDS DOUN MIKOSHI」 / 大阪府

松山の神輿文化からインスピレーショを得て、地域の幅広い年齢層と交流・協働しながら、現代の松山にふさわしい「みこし」を作り、お披露目までをワークショップ形式で計画。形状と構造に変化をつけて様々な人がかつげるように工夫するなど、伝統文化の保存を目的とするお祭とは別に、小さな建造物を担ぐ文化の発展として、自由な発想で且つ、地域の正当な神輿に携わる人にも理解を得られるような「みこし」の創造を目指す。

 

 

その2へ続きます。