一度は流行ったけれど、今は見なくなったお笑い芸人たちは現在何をしているのでしょうか。
今回は、一度は一世を風靡したものの姿を消してしまった数々のお笑い芸人たちの現在を一覧で紹介します。
消えた一発屋①エド・はるみ

2008年頃にブレイクした、「◯◯グー」のネタでお馴染みのピン芸人、エド・はるみさん。
同期の中では最年長で東京NSCの11期生として入学。
それまでの生い立ちに注目が集まり2008年11月7日スペシャルドラマ『恋を捨て夢に駆けた女〜エド・はるみ物語〜』が放送されました。
しかし2009年以降テレビ出演が激減し、そのうち消えてしまいました。
現在はタレント&女優としての活動や地方での公演、研究者としてもマルチに活躍されています。

また2017年にはライザップのCMに出演されて、激痩せも話題となりましたよね。
エド・はるみさんが消えた理由とは?
芸能界から消えたのは島田紳助さんに干されたからなどと、噂されていました。
しかし、エド・はるみさんは2020年に自身のYouTubeでテレビ番組に出なくなった理由を語っています。
「芸をもっと磨くべきだった」と、テレビにあまり出なくなった理由についても話しています。
消えた一発屋②クマムシ

佐藤大樹さんと長谷川俊輔さんで2010年に結成されたクマムシは、歌ネタやリズムネタを中心とした2人組の芸人です。
「あったかいんだからぁ」とキャッチーな歌ネタが大流行し、2015年にCDデビュー、紅白歌合戦へ出演も果たしました。
「あったかいんだからぁ」で第57回日本レコード大賞では特別賞を受賞し、大ブレイクしました。
その後、歌ネタも終息していきましたが、2人の関係にも冷たい風が吹いたようです。
「2人はお互いに憎しみ合うほど仲が悪かった」と2019年7月1日に放送されたバラエティ番組『しくじり先生 俺みたいになるな!!』で明かしています。
ある日、掴み合いの喧嘩になった2人はお互いを無視し合うようになり、仕事も激減してしまいました。
地方局で活躍中
ブレイク以降は、全国テレビでの仕事は激減。
2016年以降は富山テレビや北陸朝日放送などでレギュラー番組を持つなど、佐藤大樹さんの地元がある北陸地方で活躍されています。
消えた一発屋③はんにゃ
「ズクダンズンブングンゲーム」のリズムネタを大流行させ人気を博した、金田哲さんと川島章良さんのお笑いコンビ”はんにゃ”
ボケ担当の金田哲さんはイケメンなルックスということもあり、女性ファンからの人気もありました。
大人気だったはんにゃでしたが、テレビでみなくなった原因は金田哲さんの酒癖、遅刻癖にあったそう。
- 酒好きの金田哲さんは、どんなに仕事が多忙でもお酒を控えなかった
- お酒の影響で舞台へ遅刻は当たり前で、関西圏の劇場は出入り禁止になった
- レギュラー番組やCMが全て降板になってしまった
現在はコンビ別々で活動
現在、2人は別々に仕事をされています。
- 金田哲さん:地方営業や舞台出演
- 川島良彰さん:You Tuber
川島さんは「はんにゃ川島のほんわかレシピ」「元はんにゃのYouTubeチャンネルeスポーツ芸人生活」の2つのYoutubeチャンネルで発信されています。
川島さんは『元はんにゃ』とYoutubeチェンネルで名乗り、芸名も『川島ofレジェンド』に変更しています。
川島章良さんは結婚後、ガンにより闘病生活をされていた事があり大変苦労されたようです。
消えた一発屋④楽しんご

楽しんごさんは2011年に「ドドスコスコスコ、ドドスコスコスコ、ラブ注入」が大ブレイクし、時の人となりました。
「ラブ注入」は2011ユーキャン新語・流行語大賞でトップ10入りしています。
突如としてテレビから姿を消した原因がコチラではないかと言われています。
- 体調不良
- 男性マネージャーに全治一週間の怪我を負わせ書類送検される
- ビジネスが成功している
人気絶頂期であった2009年にも一度体調不良で休業していたことがあり、また体調を崩したのではと言われていました。
また、2013年12月に楽しんごの暴力事件が原因で、マネージャーに全治1週間の怪我を負わせてしまったそうです。
しかしこの時、「口外されたくなければ100万払え」と脅迫されたことから、マネージャーも後に書類送検されました。
楽しんごさんはこの事件後取材に応じ、「調子に乗っていた、事件があって自分を見直せた。」と述べておりブレイクにより天狗になっていたことを明かしました。
楽しんごは整体師として活躍中
そんな楽しんごさんは現在、豪邸に住んで高級車をもつほど整体師として成功されているんです。

芸人時代も整体師として働いていたそうで、現在は芸人としてではなく起業家として活躍。
美容サロンなどのプロデュースも手がけているようで、地方にも店舗を構えています。
消えた一発屋⑤ムーディー勝山
一発屋芸人として知られている、2007年に「右から来たものを左に受け流すの歌」で大ブレイクしたムーディ勝山さん。
人気お笑い番組、エンタの神様などの出演が印象的でしたね。
しかし、2007年後半にはテレビでは見なくなりました。
その原因がコチラと言われています。
- 相方へのパワハラでイメージダウン
- トークやリアクションスキルがない
相方へのパワハラは、コンビ「アイスクリーム」活動中に自分だけムーディー勝山として売れてしまい、コンビ内格差が生まれてしまったことが原因のようです。
他の芸人やスタッフの前で「俺のおかげでお前も飯食えてるからもっと俺に感謝しろ」「俺が出ている番組は全部見ろ」などの発言をしていたとの噂も。
そのため、周囲に嫌煙されトークやリアクションスキルがないことも影響して、干されてしまったようです。
現在も芸人として活動中
ムーディー勝山さんは、現在も芸人として地方への営業やコミュニティラジオへの出演などをされています。

インスタグラムも頻繁に投稿されていて、ムーディー勝山さんらしいユニークな投稿で話題になっています。
消えた一発屋⑥ニャンコスター

大塚愛さんの「さくらんぼ」に合わせる縄跳びのリズムネタでブレイクした、スーパー3助さんとアンゴラ村長さんからなるカップル芸人のニャンコスター。
2017年のキングオブコントで見事2位という結果を残し、その後はテレビへの出演が急激に増え、一気に人気芸人となりました。
可愛いアンゴラ村長に男性ファンも多くいましたが、2018年後半には見なくなりました。
その原因がコチラと言われています。
- 交際宣言をしたため、アンゴラ村長目当ての男性ファンが激減
- 同じネタでつまらない
- アンゴラ村長の「もっとブスでデブで貧困に生まれていたら、勉強がんばるのだけれど」 「今日は上目遣いで歩くブスを見たから不機嫌だった」という過去のツイートから性格が悪いと広まった
YouTuberとして活躍中で、破局の報告動画が話題に
ニャンコスターは現在、YouTubeや営業を中心に活動しています。
2020年2月にスーパー3助さんとアンゴラ村長さんの破局を報告する動画がアップされ話題になりました。
動画内では”恋愛の方は活動停止させていただきますがコンビの方は明るく行きたいと思います”と、前向きな姿勢を見せています。
消えた一発屋⑦世界のナベアツ

3の倍数でアホになるネタを大流行させた世界のナベアツさんは2007年にブレイクし、その後もバラエティ番組で多く活躍されました。
2008年にはお笑い番組、R–1グランプリで決勝3位という結果を残し、更に注目を集めました。
かつては「アメトーーーク!」などの放送作家としても活躍されていたそうで、芸人とは別の顔を持っていたそう。
2010年頃にテレビから消えたのは、2011年2月に落語修行に取り組むため、お笑い芸人を引退し、『ジャリズム』を解散しています。
芸人→落語家へ転身
世界のナベアツさんは現在、落語家として活躍されているんです。

2011年に落語家の桂三枝さんに弟子入りし、桂三度に芸名を変更し活動されています。
2018年にはNHK新人落語大賞を受賞、同大会で4度目の決勝進出で素晴らしい結果を残されました。
消えた一発屋⑧ハイキングウォーキング

ハイキングウォーキングは鈴木Q太郎さんと松田洋昌さんが2001年に結成したコンビで、「卑弥呼様〜!」のネタで大ブレイクしました。
ブレイク後は様々なテレビ番組に出演しておりましたが、現在はバラエティ番組でもあまり見かけなくなってしまいましたよね。
その理由がコチラと言われています。
- 鈴木Q太郎が気持ち悪いネタが持ち味だったが、長く披露する間に本当に気持ち悪いとテレビ局へ苦情がくるようになった
- トークやリアクションスキルがない
Q太郎さんはTikTok配信と大道芸に挑戦中
そんなハイキングウォーキングの2人は、現在お笑い芸人として活動する傍ら他の分野でも活躍されています。
鈴木Q太郎さんはTikTokの配信を2021年から始め、ネタを披露しています。
またプライベートでは2018年に再婚し今では一児のお父さんとしても日々奮闘しているようです。
松田洋昌さんは飲食店経営など幅広く活動
松田洋昌さんは都内で飲食店を経営されていたようですが2021年2月に閉店してしまったそう。
松田洋昌さんは新たな挑戦として鈴木Q太郎さんとともに大道芸にもチャレンジしています。
消えた一発屋⑨スギちゃん

2012年に流行語大賞にも選ばれた「ワイルドだろ〜」で人気を博したスギちゃんさん。
お笑い番組のみでなく、バラエティ番組でも活躍されていました。
優しい人柄で愛されキャラのスギちゃん。
不祥事を起こしたなどの報道は全くありません。
一発屋と言われ、見なくなった原因はコチラではないでしょうか。
- 『ワイルド』以外のネタの印象がない
- トークスキルがない
現在も芸人として活動中
そんなスギちゃんさんは現在も、ブレイク時ほどでは無いですがテレビ番組に出演しお笑い芸人として活躍されています。

またプライベートでは13歳年下の一般女性と結婚されており、2017年に第1子、2020年には第2子が誕生しています。
スギちゃんの奥さんも一緒にテレビのバラエティ番組に出演するなど家族で活躍しています。
不祥事で消えた芸人⑩木下隆行(TKO)

木下隆行さんは、相方の木本武宏さんと1990年にお笑いコンビ”TKO”を結成しました。
コントを中心としたお笑いで、ザ・イロモネアやキングオブコントで活躍し人気を集めました。
パワハラ騒動で芸能界から干される

しかし、木下隆行さんは2019年の後輩芸人へのパワハラ騒動を機に芸能界から干され、2020年には所属していた松竹芸能を退社しました。
2021年に出演したテレビ番組「じっくり聞いタロウ〜スター近況(秘)報告」では、”本当に反省している”とパワハラ騒動についてコメントしています。
YouTubeを中心に活動中
木下隆行さんは現在、「木下プロダクション」というチャンネルでYouTuberとして活動されています。
パワハラ騒動に対しての謝罪動画もアップされていますが、多くの低評価が付けられました。
自身のアパレルブランドも売り上げは悪く、経済的に厳しい状況にあるとも言われているようです。
消えたお笑い芸人⑪中島知子(オセロ)

女性コンビ芸人として、2000年代前半に相方の松島尚美さんと活躍されたオセロの中島知子さん。
ブレイク後、中島知子さんはピンの仕事が増えていき、タレントとしてのみでなく大河ドラマの出演も果たし、女優としても活躍されました。
占い師による洗脳で激太り

その後、中島知子さんは知人の占い師による洗脳で激太りしたと話題になりました。
本人は後の取材で否定していますが、生活の全ては占い師からの指示で動いていたなどの報道によって中島知子さんは芸能界から干されてしまいます。
こうして2013年の4月にオセロは解散となり、それぞれの道を歩むことになりました。
現在は大分でタレント活動
現在、中島知子さんは大分県の別府市に移住しています。
大分県のローカル番組やラジオなどで活躍中です。

2021年1月7日からはテレビ大分で「中島知子のおうちで作れる!本格中華のススメ」が放送。
2022年4月2日からはレギュラー番組「金曜ビッグバン!」がスタートしています。
「金曜ビッグバン!」ではMCを務めている中島知子さん。
大分県での知名度はどんどん高まっているようですね。
消えたお笑い芸人⑫隅田美保(アジアン)

馬場園梓さんと隅田美保さんで結成されたアジアン。
2005年にM–1グランプリで、初の女性コンビの決勝進出ということで話題となりました。
女優として舞台を中心に活躍中

現在、隅田美保さんは演劇の世界で活躍されており、自身のインスタグラムで女優としての様子を日々アップされています。
活動休止していた理由
アジアンといえば隅田美保さんへの「ブスいじり」が定番で、バラエティ番組からも引っ張りだこでした。
しかし2015年には隅田美保さんは活動休止をしました。
隅田美保さんは婚活に集中したいという理由で活動休止していましたが、本当は酒癖の悪さで色々とトラブルがあったと相方の馬場園梓さんはその後のテレビ出演の際に話しました。
まとめ
今回は、消えたお笑い芸人の現在をまとめてみました。
いまだに芸人として活動されている方も、別の道へ進んでいった方もそれぞれの道でまた、活躍していってほしいですね。
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